カレイは産卵のため、毎年同じ場所を行き来していますから、過去に実績のある場所にしかいません。乗ッ込みによる接岸の時期は魚種によって異なるので、釣れる時期に釣れる場所へ行くことが肝心です。また天候や潮によっても溜まり場が異なるので、いかにその場所を探り当てるかが重要になります。
潮がよれる場所は、エサになるプランクトンや小魚もたまるため、カレイのエサ場になります。駆け上がりや澪筋、砂地と岩場・藻場との境目など変化のある場所を攻めてください。人気ポイントの場合、通常の遠投ラインは釣り切られて魚影が薄くなっていますので、さらに遠くや足元など、竿抜けポイントを捜しましょう。 |
遠投するためには、エサ切れ対策が重要になります。虫エサは口の堅いところにチョン掛けにするか、またタラシを長くしたい場合はフサ掛けにして、振り始めはゆっくりと、加速しつつ10時方向に振りぬきながらキャストしてください。角度があまり高くなると、仕掛けが上から重なって落ちるので絡みやすくなります。オモリが着底したら、仕掛を少し引っ張って全体が一直線になるようにすると絡みを防止できます。 |