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ケミホタルクラブ・特集シリーズタチウオ特集このページです。アナゴ特集オナガ特集
カレイ釣りの必需品・ルミコオレンジ&レッド
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ケミホタル・中通しタイプ
¥157(税抜¥150)


飛んで喰わせる
遠投遊動天秤
秘伝鰈

2本鈎×1組
¥399(税抜¥380)
 固定式よりも数段喰いが良い遊動テンビンを飛ばすための仕掛けです。アタリが明確にでる上、チモトに採用した柔らかな新素材糸が生きエサの動きをアピールします。



【 便利アイテム 】



雨や雪などの悪天候の日、満月の日に見えやすく、竿先のアタリをより明確に知ることが出きる上、長時間釣行でも使用できるすぐれものです。



使用済みの「ぎょぎょライトワンタッチ」に「デンケミ50」のライト側を揃えて、瞬間接着剤(ゼリータイプ)を塗り、輪ゴムで固定して一晩置きます(材質の関係上すぐには着かない)。さらに固定させるため、夜光プラスタピンクA・Bで窪み部分を埋めて完成です。






ぎょぎょライト
ワンタッチM
¥136(税抜¥130)




デンケミ50
¥420(税抜¥400)

    名人たちの仕掛を盗め!
  これが菅原隆の遊動フロート天秤だ
【 ケミホタルフィールドスタッフ 】
菅原 隆

 全日本サーフキャスティングクラブ北海道協会長。シマノ・東レ・ケミホタルフィールドスタッフ。日本有数の超遠投技術を持つサーフ界の第一人者。世界大会出場経験もある投げのベテランは、秘伝鰈仕掛の考案者でもある。



 ケミホタル中通しLを利用した遊動テンビンを紹介しよう。もともとはアイナメやソイ狙いで、中層でタテに遊動させるための仕掛けだったが、ついにカレイ向けの水平バージョンに到達したのである。
 仕掛けが水平になって海底に触れるため、思い通りに動いてくれないことを懸念していたが、ケミ中通しが持つ適度な浮力が効いて、自然に誘いの動きをすることが判った。ステンワイヤーに通す発泡シモリ玉の大きさを変えて、浮力を調節することがコツである。メリットはなんと言っても、軽い発光フロートによるナチュラルな動きと喰い込みの良さ。
 喰いシブリで、オカズの確保が不安になったときにでも試してみてほしい。これで15m〜100mまでの範囲を攻めることができる(15mより近いと、仕掛けが立ってしまう)。
 残念なことに、現在のところケミホタル中通しLには黄緑色しかないので、ほかのパーツに赤やオレンジを使ってアピールを工夫するようオススメする。手作りだが、そう面倒ではないので是非一度お試しあれ。
光る遊動フロートが自由に動いて、最高の誘いと喰い込み効果!
先オモリだから、冬場の荒れた海でも安定度バツグン!
潮が速くても流されにくく、仕掛けが底につかないから、根掛かりにも最高の強さ!











   
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  カレイの天敵、ホッケの天敵 / 高田芳隆はこう攻める
【 ケミホタルフィールドスタッフ 】
高田芳隆

 スポーツニッポン新聞フィッシングランドスタッフの高田さんは、ホッケを毎年500匹以上も釣り上げるスゴ腕釣師だ。クロソイ・イカ・秋アジなど、なんでもこなすオールラウンダーだが、もちろんカレイの腕も超一流!幻のマツカワすら狙って釣って食べてしまった。



 北海道では、年間を通して人気の高い魚種として「カレイ」がある。クロガシラ・マガレイ・スナガレイが一般的な投げ釣りにおける対象魚で、限られた地域や釣り場ではマコガレイ・ソウハチ・イシモチ・カワガレイが釣られている。釣りクラブは別として、全体を通じていえば船釣り・投げ釣りともにカレイが一番の人気だ。
 幅広い年代層でビギナーからベテランまで、海釣りでは「カレイに始まりカレイに終わる」と言っても過言でないほど、釣って良し、食べて良しの魚である。
 そのカレイも最近では、なかなか大漁は厳しく、仕掛けの工夫、エサの工夫、場所の選択などの条件は勿論、遠投技術のレベルアップが要求される釣りになってしまった。
 仕掛けに関しては、本州方面と違い海草テンビンやジェットテンビンを使わないため、またキャスティングの足場の違いからも、仕掛けを地面に置かないで宙づりの状態からキャスティングする。
 カワガレイ(沼ガレイ)だけは河口または河口周辺で釣ることが多く、流れが強いためにオモリを5〜10号重くして胴突き仕掛けを使う。これは根掛かり防止と、寒い時期ならコマイも同時に狙うためだ。北海道では魚種が豊富で常に五目釣りになりがちで、仕掛けもその五目釣りに対応できるものに変化してきたと思われる。
仕掛けの使い分け
 大物クロガシラカレイは、岩場に砂の混じった所や河口周辺、漁港内などでよく見られ、カレイの中では好奇心旺盛で、夜明け前や日没後に大型が釣れることからルミコは必要不可欠です。虫類を好むことから、ルミコ赤・オレンジの効果が絶大です。磯場で捕り込む際にも目印になり、トラブル解消からも、必ず私はハリスに装着しています。
 ルミコ(光)で寄せたカレイを「ゴロ100」(イカごろの粉末・北海道限定品と思います)で漬け込んだ塩イソメが、ちょっと臭いますが最近では高額の岩虫よりも効果があり、良いことはすぐに実行に移すことが好釣果に結びつく秘訣と思います。



【 誘導式カレイ仕掛け 】

一般的に、80m以内のカレイのみを狙う場合は、遊動式仕掛けを使用します。最盛期に数釣りをする場合は鈎数を3本にして、アタリが出たら合わせだけを入れ、それを2回繰り返してから巻き上げます。確実に2〜3匹まとめて鈎掛かりさせて捕り込むことで、キャスティングの回数を減らして効率の良い釣りを心掛けます。


【 オリジナル天ビン仕掛け 】

オリジナル天ビン仕掛けは、広いエリアでカレイのみではなく、ホッケ・アブラコなどを同時に狙うときに使います。遠投も効き、着水時点でもハリス絡みも少ない万能仕掛けです。さらに超遠投を試みるときは、上鈎を外した仕掛けを使い、1本鈎にて超大物を狙います。
 
 

 年間釣行100回の敏腕記者 / 菊地保喜は不自然さでカレイにアピール
【 ケミホタルフィールドスタッフ 】
菊地保喜

 年間釣行100回!道新スポーツの記者という恵まれた釣り環境にいる菊地さんは、道内全域を守備範囲にするバイタリティの持ち主である。その彼がたどり着いたのは「とにかく目立つ仕掛け」を使うこと。このポリシーで、年間300匹以上のカレイを手中にする。



 北海道のカレイ釣りには、胴突き仕掛けが多用される。天秤仕掛けは、エサの動きが自然で食い込みがいいが、胴突き仕掛けはハリスの長さに制約があり、エサの動きが不自然で食い込みもよくない。それでも釣れるのは「北海道は魚影が濃いから」と軽口が聞かれそうだが、両方を同条件で比較すると、食いに大きな差はなく、扱いやすさや手返しの良さは胴突き仕掛けが断然有利。さらに、空気抵抗が小さく飛距離がでるメリットもある。仕掛けに付けられたエサは、自然界に存在するエサとは動きが異なる。仕掛け作りは自然さを演出するか、あえて不自然さをアピールするかを選択しなければならない。私は、不自然さで目立ち度をアップさせカレイの注目を集めることに重点を置いている。
仕掛けへのこだわり
 私の仕掛けは結びが多いので、遠投時の負荷に耐えられるようにミキ糸は14号の極太。「食いが悪そう」という声が聞こえそうだが、心配ない。ハリスは、絡み防止のためポリエステル系の硬めの5〜6号。それ以下は使わない。再び「食いが悪そう」といわれそうだが、問題ない。極太ミキ糸と太ハリスは、小型のローリングサルカンで連結。ハリスには、マガレイはブルーのビーズ玉、マコガレイやクロガシラは蛍光オレンジや蛍光イエローの発泡シモリを付ける。下バリのハリスには、日中も夜釣りも、水深が浅かろうが深かろうがルミコを必ず付ける。カラーはオレンジか赤。私の仕掛けは不自然さが命。グリーンやブルーなど、いかにも自然界にありそうな色はカレイ釣りには使わない。
 エサは塩イソメ。鮮度のいい太めのイソメにたっぷり塩をかけ、2時間ほど水分を抜く。またまた「食いが悪そう」が聞こえてきた。心配ない!問題ない!水分を抜くことでイソメが切れにくくなり、遠投時のエサ切れが防げる。大体、鮮度のいい生イソメが、投入後もハリ先に確実に付いている保証などないのだ。その点、塩イソメなら遠投可能で、確実にポイントまでエサが届く。水温の低い時期は、ミキ糸、ハリスともブラックにし、さらに不自然さを演出し、食い渋るカレイにエサを意識させる。潮流の速い場所では胴突き、流れのない場所では遊動式を使う。カレイが気になって仕掛けに近づいたらこっちのものだ。