【 A型 】
・ 生体赤色 / 死後赤色
・ 胸ビレ条数 /
15本
赤っぽい体色をしているので一般的に「赤メバル」とか「金メバル」と呼ばれるタイプです。体色の変化が大きいため、C型と混同されがちですが、体高が低くスマートで、胸ビレも長く、先端がややとがっています。ウロコが粗くて大きく、ヒレも黄色から赤色味を帯びていますが、場所によっては白っぽい個体もいます。この赤(金)メバルは居付きのタイプで、藻がある浅い場所でよく釣れます。全体的に小振りな印象がありますが、最大35cm程度まで成長します。 |
【 B型 】
・ 生体青色 / 死後黒色
・ 胸ビレ条数 /
16本
生きているときは背中が緑−青味を帯びているので、関西から瀬戸内海にかけて青メバルと呼ばれます。関東で釣れることはありませんが、市場では黒メバルとして流通しています。青メバルの数は多くありません。体型はズングリとしてパワフルで30cmを超えることは稀です。外洋を好み、潮が直接当たる磯や、流れのつよい瀬戸近くの緩みにいて、潮に乗って浮くため、おもに表層でヒットします。磯でボラのようにジャンプするのはこのメバルです。 |
【 C型 】
・ 生体褐色(黒) / 死後茶色
・ 胸ビレ条数 /
17本
どこででも釣れる一般的なタイプで体高があり、多くが20cmオーバー。たまに35cmを超える大物も釣れます。生きているときは褐色から黒色ですが、死後はこげ茶色になります。A型は藻につきますが、このC型は岩礁帯のやや開けた場所にいるため、ヒラメの外道で釣れることがあります。海底近くを集団で漂うように泳いでいますが、潮の流れによって泳層が変化するため、タナを探りながら釣ってください。浅いタナで釣れだしたらチャンス到来です。 |