雑食性なので、季節に応じて身近にあるエサを食べています。夏から秋にかけてはカニやエビなどの小型甲殻類が、冬から春にかけてはノリなどの海藻類がメインになります。好奇心はつよいのですが、水族館で飼育してもなかなか人に慣れないほど神経質で、見慣れないエサには口を使おうとしません。逆に、一度決まったものを食べ始めると、今度はなかなか他のエサを食べようとしません。
釣人の通う磯では、撒き餌・つけ餌にオキアミが一年中使われるため、食性が固定されつつあります。食味も、以前は磯臭いという評価でしたが、最近はその臭いも気にならない程度で、とくに冬は脂がのって美味しく食べられます。オナガは外海の潮通しのいい場所にいるため、クチブトよりも旨いとされます。あまり店頭に出回る魚ではありませんから、新鮮なオナガを食べられるのは釣師だけの特権です。
釣人が使用しているオキアミのほとんどは、ナンキョクオキアミと言われる、エビに似たプランクトン。主に南極収束線よりも南の南極海に分布し、水温0〜2度のところに多く見られる。一度の産卵数は1,000〜3,500程度で、卵の大きさは0.5mmほど。南極では11月末から2月頃までが産卵期で、3,000mの深海で孵化すると考えられている。 |
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雌雄があり、雄は頭胸甲と呼ばれる甲羅が小さく、腹部がよく発達しており、雌は頭胸甲が大きく全体的にふくよか。つけ餌に使うのは、身持ちがよい雄が適していると言われている。
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真っ暗な海中で漂うオキアミを、より確実に魚にアピールすることができます。光の素はスティックタイプで、1回分ごとの使い切り包装なので、経済的で使いやすい。
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夜釣りで面倒なのが、鈎につけ餌を付ける作業。つけ餌を鈎にしっかりと付けていないと魚が釣れることはない。付ける度にライトを点灯していては手返しが悪くなるだけではなく、ライトの光が明るすぎて視界を奪われてしまい、再度暗闇に目が慣れるまで時間が掛かって、正確に仕掛けをポイントへ入れづらくなる。つけ餌バッカンに、ケミホタルなどを入れておくと、鈎先もツケエもきれいに見え、視界を奪われることもないのでお勧めのアイテムだ。 |
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光の素
¥294(税抜¥280) |
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ツケエはなるべく真っ直ぐになるように着けると潮の抵抗を受けにくく尾長にもアピールできる
夜釣りではオキアミ生の抱き合わせも有効
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