09 実践仕掛け - スズキ編

《 スズキ 》
投げスズキ

 湾岸エリアのテトラやバース、海底の落ち込みや障害物周辺など、スズキがベイトを待ち伏せするのに適した場所が狙い目になります。ベイトがいそうなポイントで大潮か中潮。時合は夕方から夜10時くらいなので、その時間内に満潮から下げに替わるなどの条件が揃えば、スズキが釣れる確率は高くなります。スズキのパワーに対抗できる30~33号クラスの振り出しロッドに仕掛けをセットしたら、待ち伏せポイント、または移動ルート上にエサを置いてアタリを待ってください。大型ほど前アタリが小さいのでぎょぎょライトの動きが小さいからといって油断してはいけません。

置竿一番 - アタリを待つときは置竿一番が便利。大事な竿を傷つけることなく、じっくりと狙える。

《 スズキ 》
泳がせ釣り

 フィッシュイーターを釣るのに冷凍エサを使うときは、生きているように見せかけるために、動かして誘う必要があるのですが、実際に生きて動く小魚を使う泳がせ釣りならその面倒はありません。動きの鈍い小魚を選んで襲いかかるスズキに、自由に逃げまわることのできない活エサの効果は絶大です。小魚を活かしておくバケツとブク、肝心の小魚を用意してください。ほかは普通の磯用タックルでOKです。エサはイワシが最高ですが釣れる場所が限られています。手軽に入手できるアジをエサにするときは、底根に入るのを防ぐために、やや浮力のあるウキを使います。

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