クロ釣りの技 【 仕掛けで差をつけよう - 仕込み技編 】
014. 結びめの補強で強度アップ、直伸強度95%を発揮する。 【 三原憲作 】
 道糸は細ければ細いほどいい。風や波、潮の影響を受けにくくなるからだ。しかし、あまりにも細いと、今度は高切れする恐れが出てくる。 したがって、私自身はクチブト狙いで2号、オナガでは2・5号を標準としている。

 それに対して、ハリスは1・5号と2号がメインになる。こちらも細いに越したことはないのだが、強度との兼ね合いがある。無闇に細くすることはできない。 とはいっても、極端に食い渋ったりして、ハリスを落とさざるを得ない状況に遭遇することもある。それでいて、確率は低いがレギュラーサイズを超える大物が飛び出す可能性があるところでは、やむなく細ハリスで大物と対峙しなければならない場合がある。

 そのようなとき、結びめを編み込み補強しておけば、ハリスの直伸強度の95%は十分望める。通常の結びでは平均70%、少々念入りにやっても80%というのが相場だから、95%という数字は史上最強ではないかと思っている。 実際に、編み込み補強をした1・5号と通常の結び方をした1・7号を引っ張り合いしたら、ほとんど1・5号の編み込み補強が勝った。相手を2号にすると、勝ったり負けたりという同等の結果が出た。

 ただし、この結び方は手間がかかりすぎるので、現場ではやれない。前もって、自分が使うと予想されるハリスを一ヒロ半〜二ヒロ切ってサイズ別(1・2〜1・5号)に準備しておく必要がある。 もっとも、チモトはこの編み込みで補強できたとしても、サルカンを使用するとその結びめから切れる可能性が高くなる。そのため、今度はサルカンとの結びめを補強しなくてはいけなくなる。 それもあって、最近は道糸とハリスを直結することが多いのである。

* 自宅で編み込み補強した仕掛けは、「 クロ釣りの技 94 」 で紹介している『陽気な仕掛け巻くん』に巻いておくと、絡みゼロでスムーズに取り出せる。
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