渓流、ヘラ、アユから、波止でサビキ釣りをしたい人、磯でチヌ、クロ釣りをしたい人、マダイを釣りたい人、離島に出かける人と釣人のテズは実に種類が多い。その要望に答えるため、釣具店にはさまざまな竿が並んでいる。 その中から、波止や磯で上物釣りをしようと思えば、まずリール仕様、ガイド付さの竿を選ばなくてはならない。
次に、問題となる竿の号数がある。これはメーカーによって多少変わるが、大抵は0号〜0.8号(0.6号)、1号、1.5号、2号、3号、4号、5号と表示されている。最近では1号と1.5号の中間の1.2号や1.75号も登場した。
選定基準は「どんなところ」で「どんな魚」を釣りたいかによる。つまり、魚の大きさと走るスピード、強引な取り込みが必要かどうか、及び仕掛けの重量が関連してくる。 標準は1号。最初に買う竿としてはこれがいい。慣れてくれば、1号ではメイタには硬いから0.8号がほしくなる。また、良型のオナガやマタイが当たると、軟らかくて不安があることが分かってきて、1.5号が使いたくなる。
右表のように大まかに竿の号数を分類してみた。最初はこれを目安にすればいいだろう。ただし、サビキ釣りやブッ込み釣りでは、2〜3号でないととても持たない。 |
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チヌ
(メイタ) |
波止
0〜0.8号 |
磯 1号 |
クロ
(オナガ) |
30p以下
1号 |
30〜50p
1.5号 |
50p以上
2号 |
バリ |
波止・磯共通
1.5号 |
マダイの
カゴ釣り |
3s未満
3号 |
3s以上
5号 |
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