WONDER LAND 2 【 道具編 - 竿 】
Q 01. 竿は種類が多く、号数も0号から5号までさまざまです。 この号数は、どんな基準で選んだらいいかを教えてください。
 渓流、ヘラ、アユから、波止でサビキ釣りをしたい人、磯でチヌ、クロ釣りをしたい人、マダイを釣りたい人、離島に出かける人と釣人のテズは実に種類が多い。その要望に答えるため、釣具店にはさまざまな竿が並んでいる。 その中から、波止や磯で上物釣りをしようと思えば、まずリール仕様、ガイド付さの竿を選ばなくてはならない。

 次に、問題となる竿の号数がある。これはメーカーによって多少変わるが、大抵は0号〜0.8号(0.6号)、1号、1.5号、2号、3号、4号、5号と表示されている。最近では1号と1.5号の中間の1.2号や1.75号も登場した。

 選定基準は「どんなところ」で「どんな魚」を釣りたいかによる。つまり、魚の大きさと走るスピード、強引な取り込みが必要かどうか、及び仕掛けの重量が関連してくる。 標準は1号。最初に買う竿としてはこれがいい。慣れてくれば、1号ではメイタには硬いから0.8号がほしくなる。また、良型のオナガやマタイが当たると、軟らかくて不安があることが分かってきて、1.5号が使いたくなる。

 右表のように大まかに竿の号数を分類してみた。最初はこれを目安にすればいいだろう。ただし、サビキ釣りやブッ込み釣りでは、2〜3号でないととても持たない。
チヌ
(メイタ)
波止
0〜0.8号
磯 1号 
クロ
(オナガ)
30p以下
1号
30〜50p
1.5号
50p以上
2号
バリ 波止・磯共通
1.5号
マダイの
カゴ釣り
3s未満
3号
3s以上
 5号



★ ワンポイント・レッスン ★

 万能竿と表示されたものがある。波止でも、近場の磯でも、果てはちょっとした投げ釣りにも使えるように作られている。対象魚がチヌ、クロ、バリならら最初はこれで構わない。
 ただし、あまりにも使用可能範囲が広いので「帯に短し、タスキに長し」の感がある。メイタ釣りには硬すぎるし荒磯には軟らかすぎる。慣れてくると使いにくくなるので、いずれはちゃんとした竿がほしくなる。


A 01. 釣場と魚種、魚の大きさによる。つまり仕掛けの重量や魚が走る速度、強引な取り込みが必要かどうかに関係している。
ライトハウス出版のサイトを表示する

このページを閉じる
九州釣り情報は株式会社ルミカが運営しております。 www.lumica.co.jp 株式会社ルミカのサイトを表示する