WONDER LAND 2 【 道具編 - 竿 】
Q 02. 掛け図を見ると5.3mの竿が一番多く使われています。 竿の長さは何種類もあるのになぜ5.3mばかり使うのですか?
 上物竿は現在、5.3mが標準とされていて、この長さを使用する人が一番多い。したがって、長い竿といえばこれより1ランク上の6.3m、短いものは1ランク下の4.5mと考えていい。 アユ竿のような7〜9mもの竿を上物釣りで使うことは、非常にまれだといっていい。

 この三種類の長さのどれを選ぶかは、重さや持ち重りもあるが、@操作性、A固定ウキの場合のウキ下との関連、B取り込みを基準とする。それぞれの長所・短所は図で説明した。 つまり、竿は長くても短くても長所・短所があるわけで、その中間的な立場に5.3mがあると思えばいい。これが、イコール標準となっている。

 自分の釣りがある程度確立していれば、5.3mを基本として、条件に合わせて4.5m、または6.3mを予備竿とすればいいだろう。 たとえば、波~チヌが主体でや移動ウキを使うことが多いのなら、4.5mでいい。取り込みがそんなに厄介でないし、ウキ下も竿の長さを気にする必要がない。反面、固定ウキを徹底的に覚えたいのなら、6.3mがほしくなる。 ただ、最近の傾向としてエサ盗りが増え、頻繁に打ち返すことが多くなっている。 いかに手近しを早くするかも 「 釣るためのテクニック 」 と考えられるので、短めの竿ー5.Omに人気が出てきている。



★ ワンポイント・レッスン ★

 竿の長さは尺貫法が基準になっていて、1間 ( けん / 約1.8m=6尺 ) 単位で設定されている。
上物竿は2間半 ( 4.5m )、3間 ( 5.4m )、3間半 ( 6.3m ) が中心。最近は少しでも軽くするため、5.4mを10cm短くした5.3mが増えている。20cmも短くすると17尺の長さに近くなってしまう。5.0mというのは17尺 ( 5.1m ) マイナス10m。


A 02. 長い竿、短い竿それぞれに長所と短所がある。5.3mを基準にして6.3mや4.5mも、仕掛け釣場によって使用する。
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