WONDER LAND 2 【 道具編 - リール 】
Q 10. リールのハンドルは、左右どちらの手で巻くべきなのでしょう? 市販品はすべて右手巻きになっているようですが…。
 リールは、竿を握ってないほうの手で巻くというのが原則になる。 特にビギナーは、竿を右手や左手に持ち替えるたびに、トラブルが発生すると思っていい。
 穂先に道糸が絡んだり、リールに巻いている道糸がほつれたりという…。 したがって、いったん竿を握ったらなにがあっても離さないという心がけがほしい。 また、竿を持ち替えるという動作はムダでしかない。そのムダな動作をできるだけ少なくするには、竿を右手で持ったほうがいいかそれとも左手で握ったほうがいいかーこれを判断基準にする。

 自分自身は長年の習慣が抜けず、竿は左手で持ち、リールは右手で巻いている。 ただし、仕掛け投入の際に正確なコントロールを要求されるとき、または連投が必要な場合は右手で竿を振る。 さらに、長時間釣りをしていると疲れが出て、やはり利き腕である右手で竿を持ちたくなる。

 仕掛け投入後のこともある。 つまり、マキエヒシャクを右手で振るか左手で振るかという問題がある。 竿を右手で持っていると、左手で振ったほうが持ち替えるというムダは少ない。 どうしても右手でマキエヒシャクを振りたいのなら、竿は左手で持ったほうがいい。 さらに、魚を取り込むとき、玉網はどちらの手で操作したほうがいいか…。

 このように、できるだけムダを省くことを考えると、上物釣りでは左手でリールを巻いたほうがいい(右利きの場合)。
あとはトレーニングすれば、多少の部分は解消できる。 現在のスピニングリールは、国産に限ればハンドルの左右交換は簡単にできる。その際、ボルト・ナット類はすべてきっちりと締めておく。


A 10. 利き腕で竿を握り、余った手でリールを巻くのが原則。 竿を左右に持ち替えるたびに糸絡みなどのトラブルが発生する。
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