WONDER LAND 2 【 仕掛編 1 - 道糸 】
Q 17. 道糸はどれぐらいの長さを買えばいいでしょうか? また、リールにはどれぐらいの長さを巻いておけばいいのですか?
 道糸は大まかにいって、50m巻きの連結、100m巻き、500m巻きと三種類の単位で販売されている。100m巻きなら迷う必要はない。宛てがわれたままをリールに巻けばいい。しかし、連結物や500mはそうはいかない。リールにどれだけ巻いておけばいいかが分からない。

 一般に、リールには何号の道糸が何m巻けると表示されている。太いほど巻ける量は短くなるのは当然で、リールの大きさによっては道糸2号だと200mは巻かないとスプールいっぱいにならない。 そんなところから、道糸はどのくらいの長さで購入すればいいのかという疑問が湧いてくる。 ひいては、リールのサイズにまで及んでくる。 これは対象魚と釣り方によって違う。一般的なチヌ、クロ、そしてマダイ・青物とに分けて考える必要がある。つまりは、どこまで流し、それから魚がどれだけ走るかが道糸の長さを決める基本になる。

 まず、チヌを者えてみよう。急流を釣る場合はクロ釣りと同じ感覚が必要になるが、通常のチヌ釣りではせいぜい100m流すことはめったにない。したがって、本来は100mあればいい。
 これがクロになると100m流すことも珍しくない。本流の先で潮が淀み、そこがポイントになることがある。チヌより速い流れを釣ることが多いこともある。 また、70〜80m先で食ったとき、それから10〜20m走る場合もある。 そんなことを考えると150mはほしい。
 これがマダイ、ヒラマサになると、100mは流す。そこから食って走ると、特にヒラマサは50〜70mは走る。すると200mが理想になる。



★ ワンポイント・レッスン ★

 私は50mの連結物をスプールの98%まで巻く。新しく交換するときはすべて捨てて、積った連結物の道糸をまた98%巻く。 100m巻きは便利だが、リールに表示されている長さを巻いても、スプールの85%までしか達しないことがある。そんなときは下巻きが必要になる。


A 17. チヌ、クロ釣りは150mを基準として、リールのスプールに98%巻いておく。
青物やマダイ釣りは200mが標準になる。
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