WONDER LAND 2 【 仕掛編 1 - 道糸 】
Q 19. 道糸には硬いタイプと軟らかいタイプがあります。 使いやすいのはどちらですか? また、使い分けるべきでしょうか?
 ハリスも道糸も、一時的にソフトタイプが大流行したことがある ある程度それが定着し、今は硬い・普通・軟らかいという三つのタイプがある。うどんやラーメンの麺の硬さと似たところがないでもない。

 長所と短所は図で示した。ビギナーにとっては、穂先の絡み難いハードタイプをすすめる。仕掛けを投げた直後、穂先をうっかり下げただけでも、ソフトタイプは絡んでしまう。これは私も経験がある。 横風でもあろうものなら、仕掛けを流している間より絡みを解いている時間のほうが長くなる。 慣れてきたら普通タイプに替えればいいだろう。

 はっきりいって、ソフトタイプはかなりの上級者にしか使いこなせない。柔軟剤が入っているから伸びやすく、素早い竿さばきで魚を浮かせる技術も要求される。 反面、硬いものは伸びが少ない。いつも潜られてバラしている人や入門者は、硬い糸で強引に寄せたほうがいい。



★ ワンポイント・レッスン ★

 道糸やハリスの巻きグセは、使う前にいったん引っ張ってやると真っ直ぐになりやすい。ウキが遊動する部分だけ道糸を引っ張ると、硬い道糸でもクセが取れることがある。 ハリスにしてもフロロはクセが取れにくいから、サルカンに結ぶとき一度に引っ張ってやる。


A 19. ビギナーは圧倒的にハードタイプがいい。
ソフトタイプは上級者用といってよく、慣れたら普通タイプに替えてみよう。
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