WONDER LAND 2 【 仕掛編 1 - ハリス 】
Q 30. チモトを補強した仕掛けを見たことがあります。 これはどんなときに使うのですか? また、その方法を教えて下さい。
 細いハリスを使いたいが、魚に飲み込まれるとチモトが切れる可能性が高い場合、チモトから糸(編みつけ糸)を編み込んで補強する。鋭い歯を持つオナガやヒラマサ釣りに用いることが多い。

 具体的な方法は図で解説している。要は、チモトで編みつけ糸を何度も結ぶと思えばいい。編みつけ糸はナイロンを使うこともあるが、一般的には木綿糸のほうがよく使われる。これなら釣具店でも販売しているから簡単に手に入る。

 補強するのはチモトから2cm上までで十分。以前は5cmくらい補強していたが、ツケエの動きが悪いのか、食いは今イチだった。

 また、強く締め過ぎるとガチガチになり、やはり食いが悪くなる。これも同じ理由からだと思われる。解けない程度に締めるぐらいでちょうどいい。



★ ワンポイント・レッスン ★

 エサ盗りが多い時期はフグやカワハギにかじられて、編みつけ糸は次第に解けてくる。しかし、私は少々解けても気にせず釣りを続ける。 編みつけ糸は赤やピンクが多く、魚にはオキアミの一部としか見えないと思うからだ。


A 30. オナガやヒラマサのように歯が鋭く、チモトを切られることが多い魚に対して用いる。 鈎上2cmまで補強するのがコツ。
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