WONDER LAND 2 【 仕掛編 1 - 鈎 】
Q 35. 自分の指に鈎を刺した場合、どのようにして外せばいいですか? また、外したあとの処置はどうすればいいのですか?
 いったん鈎掛かりしたら簡且1には抜けないように、鈎にはカエシというものがある。これはツケエが抜け落ちるのを防止する目的もある。 ところが、鈎が人間の体に刺さると、今度はなかなか抜けないから困る。無理に抜こうとすると、カエシが傷口を余計広げてしまう。

 そこで、刺したところから抜こうとせず、逆方向に通すことを考えればいい。 そのときは多少痛い思いをするが、強引に抜くよりも傷口が小さいから治るのも早い。ただし、消毒だけはきちんとやっておく必要がある。

 このように、鋭い鈎先は凶器にもなるから、取り扱いには十分注意する必要がある。特に、仕掛け投入時には後方を必ず確認することが大事で、目に刺さろうものなら失明する恐れもある。 顔を傷つけただけでも、女性なら高額の賠償問題に発展しかねない。
 また、Q33にもあるように、使用ずみの鈎は釣場には決して捨てないでほしい。 鉄は錆びるとはいえ、翌日に刺さる可能性もないとはいい切れない。




A 35. 刺した部分を冷やしてマヒさせ、カエシまで出す。
次に軸をペンチで切って抜く。止血したらバンドエイドなどを張る。
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