WONDER LAND 2　【 仕掛編 2 - ウキ 】 Q 44. 最初に一つウキを買うとすれば、どんなタイプを選べばいいですか？　また、それはどんな基準によるものでしょうか？ 　チヌ、クロを狙うと想定すると、まず棒ウキか円錐ウキかを決める。釣場が波止なら棒ウキを優先させ、荒磯なら円錐ウキを選ぶ。　そのほか、「 Ｑ３９ 」 で解説したように、円錐ウキと棒ウキを使い分ける基準として遠投性、視認性、ウキ下、波がある。それらの基準に沿ってどちらかを選べばいい。 　ウキを二つ選ぶとしたら、平均的な釣場で使用するとして、1号の棒ウキと3Bの円錐ウキを購入する。3Bの円錐ウキなら、海面から5〜6mの水深まで探ることができる。それ以上深いタナを攻めるには1号の棒ウキを使えばいい。　もっとも、自然界では、いつも同じ状況、同じ条件であることは皆無といってもいい。せめて1尾、それも良型を釣りたいと思うなら、最低でも基本三大仕掛けに必要なウキは揃えておきたい。 　異なる状況、異なる条件に対応するために多くのウキが存在しているのだし、それらの中から、条件に一番マッチしたウキを選び出すのも釣りの技術になる。　同時に、それがウキ釣りの楽しみの一つでもある。 Ａ 44. さまざまな条件を考えて棒ウキか円錐ウキかを決める。 ただし、最低でも三大基本仕掛けに必要なウキは揃えてほしい。 九州釣り情報は株式会社ルミカが運営しております。　www.lumica.co.jp