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WONDER LAND 2 【 仕掛編 2 - オモリ 】 |
Q 51. |
同じ1号表示のオモリなのに、オモリによって棒ウキの沈み加減が変化します。
なぜこんなことが起こるのでしょうか? |
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オモリには統一した規格がないというのが要因だ。したがって、同じ号数のオモリでもメーカーによってバラつきがあり、釣人がそれを見越したうえで対応するしかない。 といって、オモリのメーカーがばらばらに規格を作っているわけではない。1号は3.75gという規格が一応ある。ただ、製造段階で規格に合わない製品も作られ、それがチェックされずに流通しているにすぎない。
規格外の製品ができる理由としては、主に次の二つがある。
@ ブレンド比率が資わる
オモリは鉛を主成分としているが、鉛だけだと非常に軟らかいので、実際には使えない。 そのため、亜鉛などの別の金属を混合して硬くする。 そのとき、鉛に亜鉛を何%ブレンドするかによって体積が変わり、重量も変わる。
A 大量生産による弊害
オモリ一個の単価は非常に安い。大量にまとめて製造しないと経費も出ないだろう。大量生産する以上、多くの金型に、液状に溶かしたオモリを一斉に流し込む。するとオモリの内部に空洞(ス)が入り、軽くなる。
しかし、これでは、同じ号数のオモリでもウキが異なる浮き方をする。釣人としては困る。特に、棒ウキのトップを何cm出すかで勝負する波止のバリ釣りでは、釣行のたびに微調整しなければならない。そうならないためには、自分でオモリを管理するしかない。 |
★ ワンポイント・レッスン ★
オモリと同じ役割をするものとして水中ウキがある。オモリのように小さくないし、単価も高いから、比較的精度は高い。特に、樺゙研から発売されている遠投水中は、誤差がわずかに0・1gしかない。
拠゙研では、全国で流通しているオモリの重量の平均値を出し、独自に釣研オモリ基準としてウキ製作を行っている。それだけに釣研ウキの浮力管理は正確無比だといえる。 |
A 51. |
オモリには統一規格がない。そのため、メーカーによって若干重さが異なる。
これを念頭において、釣人側が対処する。 |
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