WONDER LAND 2 【 実釣編 - 実釣 1 】
Q 67.
すぐ後ろにに崖が迫っている釣場で、遠投しなくてはならないことがありました。
こんなときはどうすればいいのですか??
@ 鈎のすぐ上のハリスを、竿を持つ手とは逆の手でつまむ。この場合は竿を右手で握っているから、左手で。
A 竿はできるだけ後方に倒す。このとき、必ず後ろを見て、仕掛けが障害物に引っかからないかを確認する。
B ハリスから指を離す。ハリスのつまみ方が悪いと自分の指に鈎を刺すから、ある程度慣れる必要がある。
C ハリスを離すと同時に前方へ振り込む。スイング幅が狭いから手首のスナップを十分効かせる。
D スプールを指で押さえてサミングし、仕掛けを狙いのポイントへ着水させる。
すぐ後ろまで崖が追っていると、仕掛けを投入するときバックスイングする余地がない。仕掛けが引っかかる可能性もあるので思い切って竿が振れず、非常に釣りづらい。 ましてや遠投しなければならないとなると、初心者ならずとも仕掛けの投入には多少の技術を要する。
このような場合は竿のスイング幅を小さくして、手首のスナップを効かせることが重要になる。 岩に引っかけるなどのトラブルを防止するため、ウキはできるだけ竿先に近づけておく。ウキは自重があって操作しやすい遠投タイプが望ましい。
また、片手で竿を振るので(両手で振るのは50m以上の超遠投時のみ)、少ない力でより遠くへ飛ばすためにも、道糸は竿先が軽く曲がる程度に張っておく。これで竿の弾力をフルに活用できる。 このときはできるだけ風下から振ること。風上からだと、飛距離は出るが仕掛けが絡みやすい。
★ ワンポイント・レッスン ★
この投げ方は後ろに崖が追っている場合だけでなく、休日の混雑した波止でも役に立つ。 特に、人が多い場合は後方を必ず確認しよう。
A 67.
難しい状況ではあるが、竿の弾力と手首のスナップを効かせれば克服できる。
いろんなパターンの投げ方を練習しよう。
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