WONDER LAND 2 【 実釣編 - 実釣 2 】
Q 81. 魚が掛かったら素早くリールを巻いて浮かせたいのですが、大物の場合はもっと速度を上げたほうがいいのでしょうか?
 鈎掛かりした魚を浮かせるのはリールではなく、竿だということを認識してほしい。 竿である程度浮かせて初めて取り込めるのであって、リールはやり取りの際に会った道糸を巻き取るための道具に過ぎない。

 ボンピングというテクニックがある。これは、竿を立てて魚を浮かせ、竿を倒しながら、竿先の振幅の長さだけリールを巻くというもので、決してリールで魚を浮かせようとはしていない。 均一なテンションを保ちつつリールを巻くことは大切だが、オナガや青物を除けば速度はほとんど関係ない。

 ウキに当たりが出たら、合わせを入れて竿を立てる。 魚がある程度寄ってくれば、そこでリールを巻き始める。あくまでもこれが基本になる。 ただ、魚種によっては根に入ったり、沖に走ったりする魚がいる。 したがって、魚種による習性の違いを把握しておく必要がある。

 とにかく、まずは竿を立て、魚が走ろうとする力と、その速度を見る。 それから、竿操作だけで寄せられるか、リール併用によるやり取りが必要かを判断すればいい。


A 81. 魚を浮かせるのはリールではなく竿。まず竿を立て、魚のどのような動きにも素早く対応できる態勢を整えるのが先決。
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