実践仕掛け集 − 絶対に役に立つ! 魚種別実践仕掛けをご紹介します!

実践仕掛け : カサゴ編



 オコゼやホウボウなど、カサゴの仲間の多くは海底で生活しており、昼は物陰に潜み、夜になるとエサを求めて動きだす夜行性です。カサゴ目にはメバルやソイも含まれていて、瀬戸内海の一部にはカサゴをメバルと呼ぶ地域があります。市場では、独立した種類としてのカサゴだけでなく、ソイやウッカリカサゴなど姿の似た根魚の総称としてカサゴと呼ばれることもあります。
 カサゴは穴の中に隠れているため網で大量に漁獲することができません。さらに、繊細な白身で非常に美味しいこともあって高値で取引されています。その食味からは脂が乗っているような印象を受けますが、実際に含まれている脂質の量はごく僅かです。肉に弾力があって締まっているので、釣ったカサゴを切って短冊にするとハリ持ちがよく、一切れで何匹も釣り上げることができます。

【 カサゴ : 穴釣り 】
 カサゴは昼間、テトラの隙間や捨て石の間など、視界が利かない場所に身を隠しているので、目の前にピンポイントでエサを落としてください。深いテトラの中はポイントを絞りやすいうえ、暗くて夜と同じ環境だから、そこにカサゴさえいれば一発で喰ってきます。ゴロタ石が転がる磯なら、波打ち際の石の隙間にもエサを入れてみてください。水深10cmくらいの場所から釣れることもあります。仕掛けは根掛かりしてもハリだけのロストで済むように作ります。ハリスは短い方が根掛かりしにくくなります。それでも根ズレによってラインが傷みやすいので、頻繁なチェックが欠かせません。

【 カサゴ : 落とし込み 】
 カサゴはあまり広範囲な移動はせず、深場から浅場への直線的な往復回遊をしています。昼間は隠れていたカサゴも、夜になるとタナが上がって、岸壁の垂直面にまるでハゼのように貼り付きます。潮間帯に付着したムラサキガイやフジツボに身体を預けて、隙間に潜んでいる虫やエビを食べようとヤル気満々の、このカサゴを狙いましょう。
 岸壁から10〜20cmの場所を、竿先を少しずつ下げながら仕掛けを落として行くと、ケミホタル がスッと際の方へ移動します。これがカサゴのアタリです。一呼吸おいてアワセを入れてください。壁際なので根に潜られる心配はありません。

【 カサゴ : プニイカテキサス 】
 夜行性のカサゴは夕マズメから夜にかけての時間帯に狙ってください。カサゴはメバルのように浮くことはないし群れも作りません。海底から上を見てエサを探しているので、リグが真上を通ることがヒットの条件になります。広いレンジを手返しよく探れるうえに、ロッドコントロールで根掛かりを回避できるテキサスリグがカサゴには一番適しています。夜のカサゴ釣りでは ケミホタル があるとないで釣果が劇的に違ってきます。カサゴは光を嫌わないのでヘッドライトを向けても大丈夫。いそうなポイントを探して、カサゴが喰えるスピードでリトリーブしてください。

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