福岡県玄海地ノ島白浜港
神湊港から定期船に乗れば25分ほどで白浜港に着く。メインの釣り場となる大波止は港の西側に伸びている巨大な防波堤である。ケーソンが高く、登り降りに難儀するものの上がってしまえば意外と足場は良い。ただし、海面からは高いので長い玉網が必要となる。フカセ釣りでクロ、チヌ、メイタ、メバル、シーズンになれば青物の回遊もみられる。投げ釣りは定番のキス、カレイが中心。ミズイカも多いところである。
定期船の発着する外波止ではフカセ釣りでメバル、アジ、チヌが狙える。沖目を探れば良型のアジもヒットする。ただし、先端部はテトラが投入されているので釣りづらい。家族連れでの釣りならば交流広場前の岸壁をおすすめする。サビキ釣りやチョイ投げが楽しめる。外波止の対岸にある内波止も足場は良く、釣りやすいのだが10分以上かかるので荷物はコンパクトにまとめて移動しないと大変である。

クロ、チヌ、メイタ、サンバソウ、メバル、タナゴ、アジゴ、カレイ、キス、小ダイ、ミズイカ

大波止の付け根部分に展開しているのが竜宮瀬と呼ばれている地磯。竜宮神社前を通って海岸にはでられる。ワンド部をはさんで2ヵ所での竿出しが可能だ。ワンドの先の方は沖にハナレがあり、仕掛けを流す領域がぐっとせまくなる。両サイドともにフカセ釣りでクロ、チヌ、メイタ、サンバソウが狙える。夏場はバリも多いところだ。本格的な磯の様相を呈している場所なのでフローティングベスト、磯靴は必需品である。

宗像市の神湊港から1日6便が就航している。地ノ島は泊港を経由して白浜港に到着する。曜日によってはフェリーも動いている。定期船とフェリーでは多少の時間のズレがあるようなので、釣行の際は事前に時間の確認をしておこう。問い合わせは宗像市渡船係でOKだ。車は神湊港の有料駐車場に停め置くことができるが、宗像大島への渡航者もここの駐車場を利用することになるので、早めに確保しないと港の外にある第2駐車場を利用することになる。
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