福岡県玄海地ノ島泊港
神湊港を出発した地ノ島行きの定期船が最初に着くのが泊港だ。所要時間は約15分。代表的な釣り場は定期船の到着する桟橋の正面沖に伸びている殿様波止。その昔、藩主の黒田長政の命によって造られたことからそう呼ばれている。定期船発着所からは10分くらい歩く必要がある。テトラポットが投入されていないので足場は良く、かなり長い波止なので大勢の釣り人を収容することができる。外側でフカセ釣りをすればクロ、チヌ、メイタ、メバル、バリ、サンバソウなど一通りの魚が狙える。投げ釣りではカレイ、キスがメインとなる。エギングではミズイカの実績も高い。内側ではアジゴ、キス、ミズイカなどがターゲットとなる。
定期船発着所から東側に歩いて7〜8分のところにある親水公園先端部の地磯も人気の高い釣り場である。足元は浅いが大きなゴロタ石の先はカケ上がりから一気に深みに続いている。周年を通して良型のチヌが期待できるところだ。シーズンにはメバルの良型も狙えることから、専門に通っている常連組も多い。親水公園側にはコンクリートで固められた足場も良い場所もあり、初心者でも楽しめる。地磯一帯はミズイカも多いところだ。

クロ、チヌ、メイタ、サンバソウ、メバル、アジゴ、バリ、タナゴ、スズキ、カレイ、キス、小ダイ、ミズイカ

殿様波止の付け根に展開している岩場も魚影の濃いところ。クロ、チヌ、メバルがフカセ釣りで狙える。波止の先端部から内側にかけては船道のために浚渫しているので、この部分に良型のミズイカやシーズン初期には大型のキスが潜んでいる。

宗像市の神湊港から1日6便が就航している。曜日によってはフェリーも動いている。多少の時間のズレはあるようなので、釣行の際は事前に時間の確認をしておこう。問い合わせは宗像市渡船係でOKだ。車は神湊港の有料駐車場に停め置くことができるが、宗像大島への渡航者もここの駐車場を利用することになるので、早めに確保しないと港の外にある第2駐車場を利用することになる。
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