福岡県玄海宗像近郊鐘崎港
鐘崎港の釣り場は北側の白灯波止と南側に位置する上八(こうじょう)の波止に大別される。白灯波止は沖側にびっしりとテトラが投入されていて、これが魚の棲みかとなっている。先端部付近の足場の良いところでフカセ釣りをすればチヌ、メイタ、クロ、バリ、メバル。投げるとキスやカレイが釣れる。一帯はミズイカも多いところで、一年中エギンガーが竿を振っている。波止は高いのでテトラに降りるときには注意をしよう。
一方、南側の上八の波止は先端部付近が釣り禁止にはなっているものの、足場も良く、付近にはトイレなどの設備もあり、人気の高いところ。いつも誰かが竿を出している。フカセ釣りでクロ、チヌ、メイタ、バリ、メバル、サヨリ、コノシロが狙える。アジゴを狙うのであれば港内の民族資料館前の岸壁から中波止までの間でサビキ釣りをすれば良い。

クロ、チヌ、メイタ、コノシロ、サヨリ、アジゴ、メバル、カレイ、キス、ヒラメ、ミズイカ

上八の波止から中波止にかけては港内でチョイ投げをするとカレイが狙える。ただし、シーズンは春と秋のみ。また、ヒラメの実績も高く、サビキで釣ったアジゴをエサにして泳がせ釣りをしてみるのも面白い。一帯は漁船の往来が頻繁なだけに、仕掛けを引っかけられないようにいつも注意を怠らないこと。

国道495号線、宗像市の瀬戸交差点から県道502号を海側に抜ける。県道300号線と合流する上八の交差点から鐘崎港には抜けられる。北九州方面からだと、県道から少し入ったところに港はあるためわかりづらいが、県道300号線からは港に抜ける道がいくつかあるので入ってみれば、港を南北に貫くバス道路にでる。このバス道、もしくは海岸沿いにある道を使って移動すれば港内のどこにでも行くことができる。白灯波止は付け根のところに数台は駐車できるスペースがあるものの、少し先の恵比寿神社前の空き地に車を停めての移動となる。上八の波止にはグランド周辺に車を停めて、4〜5分の距離だ。
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