福岡県北九州関門太刀浦港
太刀浦岸壁といえば門司港を代表する釣り場であったが、ソーラス条約の影響をもろに受けて岸壁の大部分にフェンスが張られ、立ち入りができなくなってしまった。コンテナターミナルの東側から南側にかけては、今まで通りに釣りが楽しめる。足場も良く、車も止めやすいことから家族連れにも人気のあるところ。
関門海峡の潮流の影響をそれほど受けない位置にあるため、いつでも竿出しができる利点がある。投げ釣りではキス、コイチ、セイゴ。フカセ釣りでチヌ、マダイ、サヨリ。サビキ釣りでアジゴ。コノシロ、ヒラ。チョイ投げをすればカワハギ、根魚などが釣れる。また、シーズンともなれば岸壁のいたるところで、エギングやスッテを使ってコウイカが狙える。
第2コンテナターミナルの入口にある太刀浦漁港は、入口に両端から伸びている小さな波止でフカセ釣りをするとチヌが狙える。太刀浦港の最奥部に位置するので潮の動きはあまり良くないが、梅雨頃から初夏にかけては足の裏級のクロがヒットすることもある。

チヌ、メイタ、クロ、マダイ、コノシロ、カワハギ、コイチ、キス、カレイ、サヨリ、メバル、コノシロ、アジゴ、ヒラ、クロ

コウイカのシーズンである4〜5月は岸壁がかなり混雑する。特に休日前の夜釣りにはイカ狙いの釣り人がズラリ並ぶので、早めにでかけないと釣り場を確保するのに一苦労する。フカセ釣りでチヌを狙う場合は、きちんとタナを測り、こまめにウキ下の調整をするように心掛けること。常時、釣り人が訪れているのでエサ盗りも多い。高浮力のウキを使って、一気に沈めるなどのエサ盗り対策が必要だ。

関門トンネル入口前の東本町から県道72号線を裏門司方面に抜ける。高速道路の出口専用・門司港インターを過ぎて、田野浦を抜けたら太刀浦岸壁だ。埠頭入口にある信号を直進すれば第1コンテナターミナルにでる。ゲートの手前から右折すれば港内岸壁にでられる。釣り場は岸壁沿いに広がっている。車は随所に止めるころができる。
埠頭入口の信号を右折すれば第2コンテナターミナル入口の信号にでる。交差点のそばにあるうどん屋の前が太刀浦漁港だ。駐車スペースはほとんどないので注意しよう。
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