福岡県北九州関門恒見切れ波止
陸続きである0番を除いて、4月下旬から11月下旬までは渡船を利用して上がることができる。例年、フカセ釣りで狙うチヌはゴールデンウィーク頃から釣果が目に見えて良くなり、5月後半から梅雨頃までは数釣りを楽しめるようになる。各波止の切れ間は潮の抜けも良く、全体的に好ポイントとなっている。青白い回遊性のチヌが多く、群れでまわって来ることがよくある。このチヌが釣れはじめたらチャンス到来である。
チヌ以外にも2番と3番の間、1番と2番の間ではクロが楽しめる。波止の内・外を問わず竿出しのできるのも魅力だ。フカセ釣りでは高級魚のアコウ、アラカブ、メバル、セイゴ、サヨリ、ボラ、コノシロ。投げ釣りではカレイ、キス、セイゴと魚種も豊富なところだ。

チヌ、メイタ、クロ、ボラ、サヨリ、キス、セイゴ、スズキ、カレイ、コノシロ、メバル、アコウ、アラカブ

切れ波止3番の先端にある白灯台の周辺は波止の基礎部分が10メートル沖にまで伸びている。その先のカケ上がり部分を狙うことになるので、遠投のできる硬めのマキエを投じてきちんとポイントをつくること。灯台から4本目の電柱付近までがチヌでは実績の高いところ。
潮の満ち引きにあわせてタナはこまめに調整しよう。特に干潮時は水深が4メートルくらいまで浅くなるので注意しておこう。干潮時には水面が下がり、海面までの高さも5メートル以上になる。玉網は長いものを準備しておく必要がある。

切れ波止の0番は地続きになっているので、新門司臨海工業地帯にある新門司緑地公園の横を通ればでられる。ただし、0番に続く護岸堤と並行して走っている道は、狭くて通行しにくい。おまけに先の方ではUターンすることができない。手前の広い道路そばに車を止めて、歩いて行くのが正解。歩いても7〜8分の距離だ。切れ波止には新門司港から渡船がでている。潮の低い時間帯は海面から波止までかなり高いので、上がるのに一苦労する。荷物は最小限にしておこう。
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