福岡県北九州馬島・藍島藍島・大泊港
釣り場となる波止は港の入口の北側にある北波止と対岸の南側に伸びる南波止。どちらも定期船の着く本村港からは15分ほどの距離だ。北波止は沖側にびっしりとテトラが投入され、釣りづらいがフカセで狙うとクロ、チヌ、メイタ、メバルなどがヒットする。港を遮蔽するように沖に建設された切れ波止の影響で潮の動きがイマイチなのが難点。付け根付近は水深がそれほどなく岩場が点在していて海藻類の繁殖も多い。藻魚の類、藻場を好むミズイカもそれなりに居着いている。
南波止も同様に潮の動きはあまり芳しくない。サビキ釣りで狙うアジゴや小魚がメインとなる。フカセ釣りではむしろ南波止の先に展開している地磯の方が面白い。岬に突きでている小さな波止、周辺のテトラまわりなどがポイントとなる。水深はそれほどないもののチヌ、クロ、メバルなどがヒットする。軽装で足を使って移動しながらエギングでミズイカを狙ってみるのも面白い。

チヌ、メイタ、クロ、メバル、タナゴ、サヨリ、アジゴ、メバル、ミズイカ

沖の切れ波止が大泊港では最高のポイントである。北九州市小倉北区の日明、若松区の安瀬から渡船を利用することになる。潮通しも良く、チヌ、アジ、メバルの良型が狙え、梅雨頃には30センチ級のクロもヒットすることから専門に通っている釣り人も多い。投げるとキス、カレイ、マダイがヒットする。

小倉の砂津港から1日3便が就航している。平日、土曜、日祭日では運行時間が少し違っているので注意しておこう。また夏場は海水浴を楽しむ家族連れも多く、積み残されることもあるので渡船場には早めに着いて、整理券を確保しておこう。
馬島経由で藍島・本村港までは約40分。本村港からは徒歩で集落の中を通り、藍島トンネルを抜けると15分ほどで大泊港に着く。切れ波止には島内のニュー大漁丸が渡す。
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