福岡県北九州若松・遠賀響灘埋立地・沖波止
新波止と並んで響灘埋立地を二分するフカセ釣りの人気スポットが沖波止である。新波止同様にフカセ釣り、カゴ釣り、サビキ釣り、投げ釣り、ルアー、エギングといろいろな釣りが楽しめる。港内ではサビキのアジゴ釣りが大人気。足場も良く、すぐそばに車を停められることからファミリーフィッシングには最適なところ。港の奥はフェンスが張られ、竿出しできるスペースも限られているが、フカセで狙うとメイタやタナゴが楽しめる。
メインとなるのは東側に延々と続く防波堤。全面テトラで構成され、絶好の魚の棲みかとなっている。付け根から先端部までは1時間を要し、健脚な人でないと着いたときには疲れて釣りどころではなくなる。自分の体力にあわせて、好みの位置で竿出しすることだ。チヌは4〜5月、クロは5〜6月がベストシーズン。クロは秋口から初冬にかけてもOKなのだが、波が高いときは危険なので沖にでるのは控えること。通常のときでも北寄りの風が吹きはじめると波が防波堤を越えはじめるで、すぐに引き返すことができるように心がけておこう。
コウイカ、ミズイカは防波堤の内外を問わず、いたるところで餌木にのってくる。ルアーで狙う青物は回遊が多くみられる外側でのヒット率が高い。

チヌ、メイタ、クロ、バリ、ボラ、サヨリ、アジゴ、メバル、タナゴ、カワハギ、キス、セイゴ、スズキ、カレイ、小ダイ、ヤズ、サワラ、カマス、コウイカ、ミズイカ

長大な沖波止はマキエをしたところがポイントなのだが、フカセ釣りの人気ポイントは歩いて5分くらいのところにある最初のテトラの出っ張り部と2番目の出っ張り部。さらに先のテトラの変わり目(付け根からおよそ30分)から先は潮の動きも良く、ポイントも多い。沖波止全体にいえることだが、どちらかといえば潮が右に流れる下げ潮のときに食いが立つ。
釣り人の多い場所なのでエサ盗りの数も比例して多い。対策としてクロはパン粉を使った軽い仕掛けで1〜2ヒロ、チヌはダンゴやムキミを使って仕掛けを素早く落とし、竿1本〜1本半のタナを攻める。

北九州市若松区・響灘埋立地の中を走っている国道495号の安瀬交差点から海側に進む。運河に架かっている響灘大橋(通称:青い橋)を渡り、さらに直進して北緑地の駐車場入り口から右側に進む。左側に見える白島の広報展示館の先が沖波止だ。展示館の駐車場を利用すれば、沖波止の付け根まで歩いて4〜5分で着く。
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