福岡県北九州若松・遠賀遠見ヶ鼻
遠見ヶ鼻は岩屋港の北側に突きだした地磯である。灯台の名前をとって妙見崎とも呼ばれ、北九州を代表する地磯のひとつである。底根が荒く、縦横に切れ込んだ無数の段状の入江が絶好の棲みかとなり、周年フカセ釣りの人たちでにぎわっている。釣り場も広く、30人以上を収容することができるので、ポイントさえ選ばなければ遅い時間からの竿出しも可能だ。
チヌは周年狙えるが、よく釣れるのは4〜12月。人気のポイントは簡易保険の保養施設「かんぽの宿」の下に広がるワンド部。沈み瀬が多く、チヌには最高のポイントとなっている。灯台下に広がっているワンド部でもチヌは狙える。
クロは梅雨頃から秋口にかけて各磯の先端部付近で狙う。遠投すれば足の裏級もヒットする。超遠投して潮筋を攻めることができればキロオーバーのマダイも混じる。遠見ヶ鼻一帯は相対的にみて下げ潮に分があるようだ。
ミズイカも多いところだ。足で使って磯の端から端までを攻め、キロオーバーをゲットしているエギンガーも良く見かける。

チヌ、メイタ、クロ、サヨリ、アジゴ、マダイ、ミズイカ

ワンド部から沖に向って流れ出る潮の流れをみつけて丹念に攻める。クロでもチヌでも攻め方は同じだ。水深はそれほどないので、軽いマキエで魚を浮かせる工夫をすること。ナギの日は潮の動きも悪く、アタリも少ないので遠投して攻めること。波のあるときやサラシができて沖に払い出しているときはチャンスだ。足元から流し込んでいく。

若松から芦屋方面に抜ける海岸線のルート国道495号線。若松区の有毛にある新屋敷北口バス停から海側に抜けるとかんぽの宿の前にでる。車を乗り入れることのできる終点に有料駐車場がある。あとは林の中を歩いて海岸にでることになる。行くところによりルートが異なるので、初めての場合は林の中を直進して、灯台のそばを抜けて海岸にでるルートをおすすめする。
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