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■上の赤瀬
男島の北側沖、つまり男女群島で一番北に位置するのが上の赤瀬である。高く大きな独立礁で、風波にも強く、至るところから竿出しできるとあって人気は高い。クエを始め、クチジロ、イシダイ、クチブト、オナガと魚種も多彩で、とりわけクチジロは超大型が出るところとして有名である。
・上物
上物の場合、磯の周辺全体がポイントといってもよく、どこからでも竿出しできるので、潮によって釣り分けるとよい。中でも実績があるのは南側で、A、C、D、Fなどが主な釣り座となる。Aは上げ下げやれるが、下げ潮に分がある。C、Dは下げ潮、Fは上げ潮狙いに分がある。いずれもクチブトが主体でオナガは少なくなったが、それでもマズメ、日中を問わず、ときおり一発があるので油断は出来ない。
・底物
底物もいたるところから竿出しできるが、実績があるのはB、E、G、Hなど。特にHはビョウブと呼ばれるところで、これまで超大型のクチジロがかなりの数でている。狙いは下げ潮。また、クエもよく、昼釣りででた実績もある。イシダイの型も平均しており、上昇希望者が多い。水深は手前のタナで１３m、沖は１８m前後。
Gは手前が水深８m位と浅く、春イシダイの釣り座。下げ潮がよく、少し遠投して釣る。Eは上げ下げやれるが、どちらかといえば下げがよく、春イシダイが早い時期から食いだすところ。数がでる。Bはイシダイのほか、１０kg前後の小型クエがでる。 |
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