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本島の最先端・馬の頭灯台の下に広がる地磯。対象魚はクロ、チヌ、マダイ、イサキ、イシダイなど。その他、青物の回遊もある。潮通しも抜群によく、かつては的山大島を代表する好釣場であった。近年その面影は薄れつつある。
非常に広いので竿出し地点が絞りづらいが、主要釣座はA〜E点の五か所。これ以外にも随所に釣座をとれるが、実績で言えば、まずこの五か所だろう。
白いコンクリートの台座を挟むA、B点はとりわけクロのよいところで、台座の前の小さなワンド周辺を攻める。このワンドで上げは当たってくる潮が舞い込み、下げは本流に引かれる潮が舞い込んで足元から沖に出て行くので、足元にマキエを打ってこの反転流を狙うとよい。沖目を狙う必要はない。上げ潮はBから、下げ潮はAから釣る。
夜釣りのマダイ、イサキならB点がよく、竿二本くらい先に投げて潮の舞うところを釣るか、もしくは左へ流れる上げ本流に乗せて流す。ウキ下は竿二本。過去大型マダイが数知れずあがったところ。また、B点はイシダイポイントでもあり、4〜5kg級の実績がある。やや遠投が必要。
C点はチヌのポイントで、左に流れる上げ潮が狙い目。ウキ下は竿一本半。D点もチヌがよく、下げ潮に分がある。ウキ下は竿一本。左手に沈み瀬がある。クロも出る。E点も同じくチヌのポイント。春先に実績がある。 |
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