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本島西端の断崖下に連なる本島きっての好釣り場。周辺は根や沈み瀬が複雑に入り組んでおり、潮の通しも良く、魚影は抜群に濃い。それゆえ、対象魚もクロ、チヌ、マダイ、イサキ、青物、スズキなど多岐にわたり、良型、大型の実績が非常に高い。
ただし、北、北西、西の風波に弱く、逃げ場もないので冬季は上礁できる日が限られる。
潮は速く、上げ下げ釣ることができる。ただ実績としては下げ潮のほうが高い。上げ潮はＥ点左側のワンドから沖にでることが多くて狙いづらいが、時間とともに角度が変わり、瀬の前を流れるようになるので、そのときは狙い目も十分である。
Ａ点はチヌ、クロが良く、Ｃ点との間にある小さなワンドを巡って沖にでる潮で釣果があがる。チヌは大型が多く、春には数もでる。クロもキロ級が良くヒットする。マダイ、イサキはカゴ遠投で潮目を釣る。マダイはデカバンの実績が高い。三人から四人は竿だしできる。
Ｂ点は”とんがり”とも言う。ハナレだが、潮が引けば渡る事ができる。三人までの釣座。前に沈み根が二つ張り出しており、その周りが絶好の狙い目。足下から流す反復釣りがよい。
Ｃ、Ｄ点はＡ、Ｂ点にやや劣るが、チヌ、クロがよい。Ｅ、Ｆ点はしけたときの予備的な釣座。 |
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