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頭ヶ島の東側にぽつんと浮かぶ独立礁。その名の通り極めて低く、平らな瀬なので、上礁に際しては十分な注意が必要である。また、いつも波が釣座を洗っており、滑りやすいので、足元にも注意が必要。
対象魚はクロ、チヌ、マダイ、イサキなどで、いずれもシーズンには良型が食ってくる。ただ全体的に根が広がっているので、そのことを計算に入れてやり取りしないと、せっかく大物をかけてもなかなか取り込めない。
主な釣座はＡ〜Ｄ点の四か所。四〜五人は竿出しできる。Ａ点は上げ下げ両潮狙えるところで、Ｂ点左の浅瀬を超えてきた潮と、頭ヶ島との水道を北上する本流とが合流し、正月カプセの方向に走る上げ潮を釣ると５００〜８００ｇ級のクロがよくヒットする。夜釣りではマダイも出るが、前方に沈み瀬があるので取り込みがやや難しい。下げ潮はウキをやや深めにとっての沖目流しでクロ、チヌ、夜釣りでイサキが当たる。
Ｂ点は沖に向かって徐々に深くなっており、特にチヌがよいポイント。春だけではなく、初冬にも大型が出る。また、マダイ狙いもよい。
Ｃ点は足元から沈み根が張り出しており、沖にも沈み瀬が追帆崎に向かって流れるときが絶好の狙い目となる。３０〜５０ｍくらい沖まで流して釣るほうがクロにしろ、チヌにしろ一段と型がよい。また、下げ潮が釣座の前から右よりに流れを変えるときはチヌがよく、４０ｍくらい先の潮がたるむところでヒットすることが多い。
Ｄ点は夜釣りのイサキ狙いが面白いところで、ウキ下竿二本くらいで上げ潮を釣る。 |
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