長崎 平戸 宮の浦 正月カブセ・スベリ
スベリ:
クロの良型が期待できる好釣場だが、北向きで風波に非常に弱く、なかなか上礁できないのが難点。また、磯が海に向かって傾斜しているので荷物が置きにくく、足元にも注意が必要。潮が引けばA点の左手からも釣れるが、竿出しは二人が限界。
流れが非常に複雑で、潮目が沖にできたり手前にできたりするが、本命は左流れの下げ潮。押してくるような潮が瀬渕の根や沈み瀬をかすめて流れるときに型のいいクロやチヌが当たる。クロの型は平均600〜800g級で、ときにはオナガも出る。沖に出る潮もあるがウマズラが多く、あまり期待できない。
なお、磯が傾斜しているのでウネリが追い上がりやすく、夜釣りは危険。

正月カブセ:
夜釣りのマダイ、イサキ釣りで人気のある釣場。とりわけマダイは大型が多く、過去に7〜8kg級が数出ている。その他、クロ、チヌも望め、イシダイポイントもある。
この瀬の特徴は潮が非常に分かりにくいことで、阿値賀島方向からくる下げ本流の影響をまともに受け、それが当たる角度によって釣座周辺の潮は複雑に変化する。また、上げも沖を走る潮という二つの大きな流れがあり、その強弱によってかなりの影響される。
狙いとしては下げ潮のほうがよく、特に左沖に出ていく潮での実績が抜群に高い。左手のスベリ≠フ沖に沈み瀬があり、そこでよくマダイが食ってくる。ウキ下竿二本で沖目に遠投するとよい。
瀬渕に沿って左へ流れる下げ潮ではマダイはあまり期待できない。クロ、チヌはこの潮でもよいが、スベリ≠ノ釣人がいる場合は流せる距離が短くなって、その分釣果は落ちる。
やや時化気味のときは右手のワンドを狙うと、クロ、チヌが出る。足場は比較的よく、観音釣りで三人まで竿出しできる。イシダイも遠投の必要あり。






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