大分県 - 県央 - 津久見・佐伯 - 破磯波止
解説
 6〜7月の間の梅雨グロ狙いに、足の裏クラスがよく釣れる人気ポイント。沖向きのイカダとイカダとの間に釣座を構え、マキエを足元に打ち手前にエサ盗りを足止めしておいて沖に仕掛けを入れる。浅いタナまで浮いてくるのでアタリウキをつけた二連ウキ仕掛けでもよい。
 チヌ狙いは3〜5月。水深が11〜13m程あるが、波止側では足元〜10mくらいをウキ下10mで流すとチヌ、マダイの実績が高い。浅いタナまで浮いてくることがあるのでマキエが効き始めたら少しずつタナを上げていく。北風が正面から吹くので北風の強い日は避けた方が無難。
 石積み波止では15mくらい沖をウキ下7mで狙うと良いだろう。
 マダイは12〜4月で、大型も食ってくるおそれがあるので、太めの仕掛けを使用した方が確実。40〜80cmの実績がある。また、モイカは11〜2月が良いだろう。

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注意&ワンポイントアドバイス
 掛けた魚が養殖イケスのロープに向かって走ることが多いので、強引なやり取りが必要になる。地区の方が釣人専用の駐車場を設置してくれているので所定の位置に車を止めるように。シーズンになるとクロは水面下30〜50cmほどの浅ダナまで浮くので、軽比重のマキエとツケエをより長時間同調させることが好釣果への条件となる。このときナイロン系のハリスを使うことによってツケエの沈下速度を遅らせる事は有効な手段となる。