大分県 - 県南 - 鶴見・米水津 - 色利浦・公営住宅前波止
解説
 海岸には水産工場が建ち並び沖には無数の養殖イカダが浮いているこの釣場は、12〜4月に良型のチヌが狙える。中でも2〜3月には50cmオーバーの大型チヌも顔を覗かせる。
 ポイントは波止中央の沖にあるイカダの周辺で、ゆっくりと右へ流れる満ち込みの潮に仕掛けを入れ、変化の少ない海底付近を攻める。ただ、この時期は北西寄りの季節風が強く、正面から吹き付けることが多いので、ウキは体積のあるどっしりとした物を使い、ラインは表層の流れの影響を受けにくいサスペンドタイプの物を使用したい。
 また、ハリスにはガン玉を分散して打ち、底潮の流れを捕えたい。この周辺に寄って来るチヌは水産工場から流れ出る魚の煮汁に敏感であるため、マキエにも魚粉の入った物を使うと効果的だ。

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注意&ワンポイントアドバイス
 イカダの周りには係留しているロープが数本入っており、大型のチヌになればなるほどそのロープに逃げ込もうとするので取り込みの際には気を付ける事。