筑前大島
map_hirase 平瀬

その名の通り平べったい低い瀬だが、ここは特に波に弱くめったに上がれない。ただし、A級ポイントで潮切れもよく、チヌ、クロと数もでる。潮が早いので、大潮時は釣り辛い。

釣れる魚
チヌ、クロ、バリ、メバル

ルート

フェリー波止より渡船15分。

map_douzakise
胴崎瀬
足元から竿1本半以上の水深があり、クロの数釣りができる。左手には海溝があり、イシダイもでる。マキエとツケエを同調させるオーソドックスな釣りでよい。深くさぐるとチヌも姿をあらわす。但し大島の、特に北西向きの地磯は波がふくれ上がる危険性があり、過去犠牲者も多く、近場だからと油断は禁物である。

釣れる魚

チヌ、クロ、バリ、メバル、イシダイ

ルート

陸行もできるが、釣場へのガケは非常に危険で渡船利用が賢明。フェリー波止から20分。
map_nimatase 二股瀬
大島の瀬のなかでも超A級ポイント。前方足元から水深もあり、チヌは竿2本から2本半のタナでねらう。中型クロも多く、払い出しにマキエを打ち、沖目をねらう。エサ盗り対策も必要で、マキエワークは特に注意が必要。夏から秋以外は上礁チャンスはめったにない独立礁である。

釣れる魚
チヌ、クロ、バリ、スズキ

ルート
渡船でフェリー波止より20分。
トーフ岩
二股瀬地磯よりの瀬をトーフ岩という。低い瀬のため、上礁チャンスはなかなか無いが、クロ、チヌの魚影は濃い。二つの岩があり、それぞれ二人までやれ、足元から切れ落ちていて釣りやすい。クロは3ヒロ、チヌは竿1本半のタナを基準にする。東へ走る上げ潮がチャンスで、マキエと同調させるため、全遊動仕掛けも効果的である。クロはこの海域では珍しくなったキロクラスも望め、大チヌの一発も期待できる。

釣れる魚
チヌ、クロ、スズキ、バリ、メバル

ルート
大島フェリー波止より渡船で20分。
map_use ウー瀬
大島の北東部に浮かぶ独立礁で、大チヌがよく釣れるポイントとして脚光を浴びている。
Aは前方水道を流れる下げ潮時がよく、竿2本前後のタナで沈みの周辺を狙う。Bもほぼ同様の攻め方でよいが、足元から深いので、静かに足元を狙うとおもしろい。C,Dは船着きから岩越えとなるが、足元から深く、大チヌや型のよいクロに出会えるポイントだ。

釣れる魚

チヌ、クロ、バリ、メバル

ルート

大島フェリー波止より渡船で20分。
赤瀬 map_akase
大島のポイントはほとんどが北向きで、冬場のシケには極端に弱いが、この時に威力を見せるのがこの瀬である。全体にまわりこんできたサラシが一面を白くするような日ほど、よく釣れる。Aは水深も3ヒロ程しかないが、こういう日はチヌの数釣りもできるほどのA級釣場に変身する。Bは竿1本の深さがあり、型をのぞまなければ、クロがおもしろいように釣れる。全体で収容力もあり、家族向けには最適で、ピクニックを兼ねた釣りや磯釣り初心者のトレーニングに向いている。

釣れる魚

チヌ、クロ、バリ、ボラ、アジ

ルート
貸軽自動車で現地入口まで10分。徒歩10分。