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『 ウキ釣り 』

 ウキ釣りは沖を釣れるのがメリットです。竿抜けポイントに遭遇すれば、手返しはわるくても大釣りすることがあります。
 一般的にメバルは、あまり泳ぎ回ることはなく、一ヶ所にとどまってエサがくるのを待ち受けています。そのため仕掛けを投入しても、ウキが一定の場所から動かない場合、そこにメバルがいなければ釣ることができません。点ではなく線で釣ること。それもただ流すだけでなく、タナを替えたり誘いを入れたりと工夫することが大切です。
 放っておいては釣れる釣りではありませんから、ウキ釣りというよりもむしろ曳き釣りに近い感覚で釣ったほうがいいでしょう。
 ウキは遊動よりも固定の方が釣りやすいかもしれません。ラインを引くことでエサが上下に踊って誘いの効果が出やすくなります。



 餌のエビは動いて誘えるように頬掛けか尾掛けにします。鈎全体を埋め込むような刺し方はいけません。簡単で弱りにくいのは、尾羽の付け根の中心にチョン掛けする方法です。
 エビの場合、口の大きさに対してエサが小さいので、一気に飲み込むようなヒットが増えます。ゴカイ類を使うときは長さがあるので、飲み込む時間を与えてから合わせてください。



 よくこの場所には小さなメバルしかいないと言われることがありますが、それは小さいアタリに合わせていないからです。ブルブルとした明快なアタリはほとんどの場合、中・小型のメバルです。
 良型のアタリは大きくありませんから、今まで見逃しがちだった小さなアタリに合わせることで良型のチャンスが増えます。
 前アタリが10回あっても、そのうち3回は本アタリを出さずに逃げていきます。本アタリで合わせても70%は獲ることができますが、前アタリで合わせればそれを80〜90%まで増やすことが可能になります。




【 アワセのタイミング 】
 前アタリはいつ出るか予想できない。瞬間的にアワセるのが難しければ前アタリで身構えて本アタリに早合わせを入れる
【 ウミホタルでのアタリの取り方 】
 ウキにつけた ウミホタル の光が水面に反射しているので、この二つの明かりの距離に注意する。ウキが引き込まれると明かりが一点になる。また、フロート系の蛍光ラインに、ケミホタル25 を取り付けて目印にすれば、竿にアタリが出る前に、水面上のラインの変化でアタリを取ることも可能






【 良型メバルはハリスが緩む 】
 オモリ下が長いと喰い上げのアタリがとれない。オモリを鈎に近い位置に取りつけるとウキに反応がでる。
 エサにワームを使うと、メバルがワームをくわえている時間はエビのときより短くなる。
 仕掛けに弛みがあったのでは合わせが遅れるので、常にラインを張っておくこと




竿先ライトの代名詞、ぎょぎょライト。
キスやカレイ、チヌにマダイなど、 大物狙い投げ釣りファンの定番アイテム。ワンタッチで取付けが可能です。

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竿先ライトの代名詞、ぎょぎょライト。
・ 磯場などで、これまでできなかった中層の魚をサーフで狙えます。・遠投時は、フロートが天秤の役目を担い、着水時にはアタリウキになります。・フロートには内臓オモリが入っていまうので、優れた遠投が出来ます。・夜釣り時にはぎょぎょライトLL・ぎょぎょライトファイター2が装着でき、またA型B型にはさらに遠くでもよく見えるケミホタル75が上部に装着できます。
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【 エビ 】
エビは夜行性なので、同じく夜行性のメバルには普段から喰い慣れたいいエサです。昼でも夜でも問題なく喰ってきますから、メバルを昼間釣る場合はエビを使ってください。


【 ゴカイ 】
ゴカイ類は昼間はよくありません。冬場の大潮のバチ抜け時期に夜間、砂穴から抜け出して水中を泳ぎながら産卵します。この時期にはゴカイが圧倒的に有利になります。


【 シロウオとシラウオ 】
産卵のため川を遡上する春先がベストシーズン。ヌメリがあるのでタオルで挟んで鈎つけしてください。鈎持ちはよくありませんが冷凍品でもOK。昼間も使えるエサです。


【 イカナゴ 】
イカナゴが寄せてきたときには、イカナゴ以外には反応しなくなります。大きなエサなので大型狙いに絞ってください。鈎持ちがよく、死んでも使えるのでブクは必要ありません。


【 カタクチイワシ 】
相模湾では船からの泳がせ釣りで7〜8cmサイズが使われます。陸っぱりでは3〜4cmが食べ頃サイズ。陸で使うかぎり、他の餌に比べてとくに特徴のあるエサではありません。


【 メダカ 】
大きなウロコが反射するうえ、体色が白っぽいので夜でもアピール力抜群。小さくて喰い込みやすいので一口で喰ってきます。地域によっては塩漬けを売っています。


【 オイカワ 】
淡水魚系ではもっとも喰いがいいエサ。メダカ以上によく光るので水深のある場所での船釣りにも有効です。生きてなくても喰うので余ったら冷凍して次回も使用可能。


【 モロコ 】
やや大きいので、メダカやオイカワに比べると喰いは劣ります。メダカもオイカワもモロコも丈夫なので、海水に浸けても、すぐに弱ることはありません。







『 捕食パターンさまざま 』
 エビ餌で釣っていて、エサを確認してみると、伸ばしてつけたはずのエビが丸くなっていることがあります。生きエサの場合は死んで上がってきます。アタリは出さなくても、一度は口に含んでいるのです。
 鈎がついていなければ喰うわけですから、口の中まで入れた段階で、なにか異常を感じて吐き出したことが判ります。
 あるダイバーの観察によると、メバルはリトリーブしているワームをぴたり同じスピードで追跡して、口にしてもなおそのままのスピードで泳ぎ続けるとのこと。これではアタリが出にくいわけです。延べ竿を使って五感すべてを集中していると、藻クズが触れたような、かすかなアタリを感じますが、これもおそらくそっと口にくわえて確認しているのでしょう。メバルはこのようなアタリが30%を占めますから、早アワセができると釣果が確実に増えます。
 また別のダイバーの観察では、メバルは小魚を発見すると体当たりして、いったん弱らせておいてから口にするそうです。ルアー釣りで頻繁に発生するショートバイトはこれが原因かも知れません。



『 動くエサほどよく見える 』
 自然界の動物からすれば、小さくて動く物体にはエサの可能性があります。同じサイズなら仲間だろうし、大きければ外敵かも知れません。動く物体の認識は生命にかかわることなので、生き物たちは動く物体が目につくように進化してきました。
 ほかの動物と同じく魚類の脳にも、動く物体だけを専門に感知するニューロンが存在します。静止した物体を見る能力は人間より劣っていても、動く物体を認識する動体視力は人間の数十倍もあるそうです。   
 魚を釣るには魚にエサを見つけてもらう必要がありますが、そのエサの目立ち具合いは周囲の環境によって変化します。コマセがたくさん流れている場所で、ほかと同じ速度で流れるエサは注意を引きません。逆に、静止した物体が動いて見えることになります。小さなエサばかりの中では大きなエサが目立つでしょう。辺りが暗ければ、明るく光る物体が目を引くはずです。
 海の色を背景にした場合、視覚を刺激するのは、青の補色にあたる黄色い光です。ケミホタルは自然界の発光生物と同じ単波長の光。メバルに警戒心を与えることなく素早くおびき寄せます。



『 なんでメバルは卵胎生? 』
 普通の魚は卵を生むのに、なぜメバルは稚魚を産むのでしょう。
 魚類の一般的な生き残り戦略として、小さくても大量の卵を生み、たとえ99%が食べられたとしても、何匹かは生き残るという方法があります。
 逆にサケは大きな卵を生みます。これは、沿岸と違って川の上流にはサケの卵を食べるような外敵が少ないためです。孵化したばかりの稚魚も大きいのである程度の遊泳力を備えており、敵から逃れることができます。
 藻場は流れが緩くて隠れ場所も多い場所ですが、産み落とされた卵が浮遊していれば食害から逃れるすべはありません。卵を体内で孵化させて、最初から稚魚で産むことで、生存率は飛躍的に高くなります。卵胎性は成長の遅いメバルの生き残り戦略なのです。
 子持ちのメバルはリリースしてあげてください。



『 ワームカット 』
 夜釣りではゴカイ類を使うのが一般的ですが、長すぎるために端っこをくわえられて、フッキングしないことがあります。エサを引き込んだものの、ラインのテンションを感じて放してしまい、せっかくのアタリの数パーセントは釣果に結びつきません。
 ワームでも同じことで、あまり長いとメバルがテール部分だけをバイトして、フッキングしません。このようなときは、不自然だと感づかせる時間を与えないよう、全長を短くカットしてください。切るのはヘッドの方です。テールを切ってしまうと、アタリが極端に減るので注意が必要です。テールにはバイブレーションを発生してメバルの測線を刺激する大切な役目があります。喰い続けさせるにはピンテールかシャッドテールを使ってください。グラブテールだとアピールがつよすぎるため、最初は効果があるものの、すぐにスレてしまいます。



『 柔らかワーム 』
 ワームの食感も釣果に大きな影響を与えます。ワームが硬いとニセモノだと見破りやすいので、吐き出されることが多くなります。そのため最近のワームはフグに喰われても大丈夫なくらい伸びがよく柔らかく作られています。柔らかいワームはフッキング率が高い反面、鈎持ちが良くありません。硬いワームだと連続20匹くらい釣れても、柔らかいワームだと5〜6匹で傷んでしまいます。





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